最近、売れないなぁ、畑に出過ぎたかな～

売単価は上がってるけど、当店の場合、売単価の高い品は買取額も比例して高いので、数が出ないと厳しい。

そう思いながらヤフオクに届いた質問欄を見てみると助言が。

IDは即効、取引停止を喰らった模様です。おバカですね。

昨日、かなり前に録画した「古本街神保町 超高額本 発見の旅」を見てみました。

番組では、

三島由紀夫の初版本に40万、映画ゴジラの初版パンフレットに50万。

榊原郁恵掲載の雑誌、近代映画は3万円で、昭和30年代の映画ファンは7万円とか。

ほうほう、そういえば数年前にこんな買取り依頼が

依頼主「昔のプライズ品やフィギュアを買い取りしてほしいけど、御社は●●店のように、きちんと査定出来ますか？」

アナグマ「きちんと？？ ウチは状態重視の査定はしていませんよ。端末を使って相場を確認している品もあります」

依頼主「近所のリサイクルショップに電話で聞いてみたら、楽天で1万円で販売されているソフビを100円と言われたけど、御社も数百円とか言わないよね」

アナグマ「実際の取引額を基準に年間の販売回数と、お売り戴ける総数（と、お客様の人柄）で見積りを出します」

依頼主「とりあえず来週、都合の良い日に出張買取に来て下さい」

後日、伺うと

依頼主「これです。ウルトラマンや仮面ライダーのソフビが色々あります」

アナグマ「確かに楽天で1万円で販売中ですけど、これは転売価格＆高値放置価格＆売れ残り価格ですね」

依頼主「？・・・」

アナグマ「このモニターを見て下さい。状態新品で2000円程度の安値取引にも関わらず、1年間でたった2回の取引実績です。しかもお客さんのは中古ですよね。」

依頼主「！・・・」

アナグマ「販売価格は自由に(適当に)付けれますから。自分も相場2万円のおもちゃを5万円で4年間高値放置しています」

モニターを見るたびに、どんどん声が小さくなっていくお客さんを横目に買取り総額を伝え、きちんと査定が終了しました。

（つづく）